亜流 本。 自律世界の到来

書名 AIは人類を駆逐するのか?
太田裕朗著 幻冬舎

新井紀子著 教科書が読めない子どもたち。

この書ではAI,自動から逃れられずという趣旨でした。        

それに対して太田氏は自動から自律への道示唆し、その将来像を描いています。

ものがものを創造する社会。
誰もが簡単に何でも手に入れる事が出来る世界。

ものに満たされれば、人は平和に生きる。

AIを使うためには全てが見えている事が必要。

人自体がしっかり出来なければ自律AIとの共存困難という指摘。
そういう意味では扱い方次第で恐ろしい。原子力の様な、いやそれ以上。人類には荷が重いか。

最後の方に今後の予測記載。
自律社会外部もたらすもの。

①物質のシンギュラリティ到来

②小人口での維持可能社会、誕生

③自律頭脳によりコンセンサスやりやすく。

④現在のニーズ教育からの変化。
価値観倫理重視ヘ。

⑤長期的には脳自体への変化。

いずれも現段階での著者の考え。

AIも私達が創造するもので試行錯誤、様々な思考経て未来に輝くか。

人間とは何かが深く問われます。
何を望み人として生きるのか。

世界はまだまだ多くの課題抱えたまま、愛ある者として問われてあるのかもしれません。

色々と考えさせられるものでした。

ありがとうございます。